【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想

当ページのリンクには広告が含まれています。
【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想

このページでは
ローリングスの内野手用グラブ「N62」型を実際に使ってみて感じたことや特徴を記しています。

同じくローリングスの「CK4型」(ウィザード版)についても記事にしています。

目次

こんな人に読んでほしい

こんな人向け

✅グラブ選びに迷っている人(主に内野手)
✅N62型の特徴が知りたい人

✅N62型を使った感想が知りたい人

N62型はローリングスの内野手用グラブの一つで、軟式用として市販されている型の一つです。(チェックしていませんが、硬式用も市販されていると思われます)

形状としては「オーソドックスな形」と呼ばれるタイプのものだと思います。
ウェブ下から人差し指下にかけてポケットがあり、打球をしっかり掴むことができる形状であると書かれています。

使ったことがあるモデルでいうとZETTの196型(今宮選手モデル)と近いように感じます。
(…ということはミズノの坂本選手モデルも近いのかな?)

ZETTの196型を使った感想も書いています。

「N62型」の基本情報

【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想
ローリングスN62の画像1
メーカーローリングス
ポジション内野手
サイズ11.25インチ
備考あご紐:順とじ

こちらは購入時に小指二本入れで使いたい旨を伝え、「コユニ風」に型付けしてもらいました。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、土手の関節をある程度作ってもらい、縦に使うようなグラブになっています。そのわりに親指側が開いているので、打球に対して広く構えることができるように感じます。

※5本入れで使ってみると違和感がある形になっています。

N62型は小指二本入れ専用設計ではありませんが、無理のある形でもないんじゃないかなと思われます。

小指二本入れ対応モデル ウィルソン「D5型」の感想

N62型のサイズは11.25インチです。
同じく内野手用のCK4型は11.5インチなので0.25インチ短いです。
ミリに直すと6.3mmほどです。

はっきりとした大きさ(長さ)の差は、見た目では感じません。
ただ、自分では地面につけているつもりでのゴロ処理を後ろに逸らしたので、ある程度の慣れが必要かもしれません。

ちなみにZETTのサイズ2よりは大きいように感じます。

コンパクトな内野手モデル。ZETTのサイズ2

「N62型」の特徴

特徴

✅ウェブ下のポケットが深い
✅土手の幅は標準的
✅人差し指と中指の指股
✅少し斜めな形状
✅指の開きがあり広く構えられる

ウェブ下のポケットが深い

【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想
ローリングスN62の画像2

製品情報に書かれている通り、ウェブ下のポケットが深いです。
下記の通り土手幅が広いモデルではないので、当て捕りをするようなプレースタイルには向かないかもしれません。

土手の幅は標準的

【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想
ローリングスN62の画像3

手口部分にレースが4回通っていて、そこからヒンジに向かって2回通っています。
順閉じのグラブだと、この土手幅は狭すぎず広すぎず、標準的なサイズ感だと思われます。

日本のプロ野球選手ですと、
内野手の場合、逆閉じでもっと広く、当て捕りするようなサイズ感のグラブを人も多いようですが、それとは違いますね。

ちなみに、
CK4型は順閉じで手口部分のレースが5回通る広めな形をしています。

逆閉じで土手が広めなグラブの一例

人差し指と中指の指股

【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想
ローリングスN62の画像4

写真の赤い丸の部分、人差し指と中指の間に指股があります。
これによって黄色い線の部分、中指より外側の指が動かしやすく閉じやすい構造になっているのではないかと思います。

ちなみに
通常の(ウィザードじゃない)CK4型は指股が無い形で、ウィザードはCK4に限らず中指と薬指の間に指股があるモデルとなっています。

少し斜めな形状

【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想
ローリングスN62の画像5

この写真だとわかりにくいですが、人差し指が親指方向に向かって斜めに出ています。
縦の要素が強いCK4型などと比べて、よりウェブ側で捕球するような形となっています。

使った感覚としては
縦の要素が強いグラブは、より人差し指に近い位置で捕球するので、人差し指への衝撃を感じる気がします。

指の開きがあり広く構えられる

【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想
ローリングスN62の画像6

写真、緑線のように親指関節部分は縦に立ち上がっていますが、黄色線のように先端に向かって開いている造りになっています。

これによって土手幅が広くない中でも、広めに構えることができます。

内野手必見!
スナップスローのコツを紹介↓

特徴を踏まえての感想

【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想
ローリングスN62の画像7
良い点

✅親指側が開いているので、土手が狭いわりに広く構えることができます。
D5型の場合は土手が狭く、そのまま親指もまっすぐ立っているため、ボールを受け入れる間口が狭くなってしまう感覚。ピンポイントに合わせないと捕球できない気がする)

✅ボールが入り込んだところで、指股によって動かしやすい小指側を折って捕球するイメージで扱うのが良いんじゃないかと思います。

✅「コユニ風型付け」の影響が出ている部分もありますが、親指関節部分は立っているので、ある程度親指を動かす掴み方も可能です。
ウェブ下だけでなく赤丸の部分、グラブの中央(中指、薬指付け根)付近でもパチッと気持ちよく捕球ができます。

不便に感じる点

✅上で書いた内容に反しますが、斜めの構造から考えると、基本的には親指を使う前提ではないのだろうと考えられます。私自身はもっと親指を使いたいので、若干の違和感があります。

✅縦型のCK4の方が親指は動かしやすいかなと感じます。
CK4のウィザードは土手+指股によって捕球面が広すぎて、手の小さい私には大きすぎると感じて今回N62に変えてみたという経緯があります。通常のCK4だと少し違うかも)

✅また、ウェブ下で捕球した後の持ち替え動作で、人差し指と中指の先端からボールが抜けやすいことがたまにあります。
指股部分のスペースが広いことで、指先が閉じにくい(屈曲しにくい形になっている)ことが理由なのではないかと考えています。
(ウィザードも中指と薬指の間から抜けやすい時があったので)

この場合は、指の間のレースを締めることによってある程度処置ができます。
あとは使っているうちに型がしっかりとついてくれば何とかなるのではないかと思います。

(この点はまだ使って間もないので定かではありません…)

【ローリングス】内野手用グラブ「N62型」の特徴と感想
指の屈曲の違い

話のまとめ

まとめ

ローリングス内野手用グラブ「N62型」は

✅ウェブ下の深いポケットで捕球をするタイプ
(中央付近でも捕球可能)
✅サイズは小さすぎず大きすぎず
✅土手幅は広くないけど、指の開きは大きく、広く構えることができる
✅親指をあまり動かさないで、小指側を折るように捕球するのがベター(?)
(型付け次第で親指もある程度使える)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次